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睡眠時無呼吸症候群の検査

このような症状はありませんか?

  1. 日中の眠気
  2. 起床時の頭痛
  3. 大きないびき
  4. 熟睡感がない

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?

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睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)は、睡眠中に何度も呼吸が止まった状態(無呼吸)が繰り返される病気です。
主に、いびきや日中の眠気、熟睡感がない、起床時の頭痛などの症状があります。また、高血圧の他、不整脈などの循環器系の障害、呼吸器系の障害など合併症を引き起こすこともあります。そのうえ、日中の眠気のため、居眠り運転による交通事故などを起こしやすく、治療をせずに放置しておくと、生命に危険が及ぶ場合もあります。早期に適切な治療をすることが大切です。

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睡眠時無呼吸症候群の検査について

睡眠ポリグラフィーという検査を用います。基本的には入院検査になります。一晩入院していただき、いろいろな電極やセンサーなどの検査端子を身体に取り付けて眠り、 睡眠状態を見ます。センサー類がじゃまに感じるかもしれませんが、決して痛みを伴うものではありませんので安心してリラックスして検査を受けてください。検査はすべて個室で行なわれます。診断結果は後日、外来にてお伝えします。

検査日程等、外来診察時に決定します。まずは、外来を受診し医師にご相談ください。
(心臓血管外科・循環器内科・腎臓内科の全医師が担当しております。)

※2021年8月より、入院検査については火曜日を除く平日のみの対応となります。

(土日祝日の検査はしておりません)

CPAP療法(シーパップ療法)とは?

CPAP療法は、睡眠時無呼吸症候群の患者さんに極めて有効な治療法の一つで、鼻マスクを利用して空気を送り込み、圧力をかけ、気道を閉じないようにします。したがって、睡眠時無呼吸症候群の原因に対する根本的な治療ではありませんが、現在では最も有効な治療法と考えられています。CPAP療法によって睡眠中に気道が閉じなくなるため、無呼吸や低呼吸による酸素不足は解消され、睡眠の質を向上させることが出来、睡眠時無呼吸症候群がまねく高血圧症や狭心症、心筋梗塞といった循環器の病気など、合併症を予防することも出来ます。

睡眠時無呼吸症候群パンフレット